「呼吸とは元気の源」
最近、継続している呼吸について、
体感だけでなく知識でも学びたいと思い、
いくつか本を手にとって学んでみた。
そこで学んだ事は、
「息を長く吐く事で心は安定し、
息を短く吐く事で体は活力を得る。
つまりは、呼吸とは元気の源である」
ということ。
なんでこんな結論に至ったかというと、
息を長く吐く事にフォーカスされすぎなのではないか
と感じたから。
会社勤めの人たちの多くというのは、
結構、息が浅くなりがち。だから息を長く吐く事を
奨励されているように感じる。
だから、短く吐く=息が浅いという意識が
働きやすいんじゃないかと思った。
それじゃどうして、「呼吸とは元気の源」と思ったのか。
それは、この3点に絞られる。
・お釈迦様が行っていた呼吸法に「長息短息」があった。
長い息は、穏やかに静かな呼吸になる事で心に平安が訪れる。
短い息は、強く息を吐く事で多くの酸素を一気に体に取り入れる。
そうする事で、細胞に急速に酸素が行き渡り体の
エネルギーが一気に高まる。つまり活力が湧く。
・体に取り入れた酸素と糖が細胞でエネルギーを生み出す。
体を動かす動力源は、細胞が作り出すエネルギー。
その源は、酸素と糖。そして炭酸ガスが生まれる。
その炭酸ガスを出せば出すほど、酸素は入ってくる。
・普段使うコトバには、息が必要。
ヤマトコトバというのがあり、日本語の元となったコトバ。
「しあわせ」は、満ち足りた・自分と相手の思う事が一致。
といった意味になるようだ。普段使っているコトバには、
そのような意味があり、息を吐く事でコトバを発している。
それは声帯を振動させる事であり体にも振動は伝わっている。
それらの事から、
僕は、呼吸をする事で、心に平安を体に活力を与える事ができ
コトバを発する事で体に振動させる事ができる。
だから、「呼吸とは元気の源」と言えるんじゃないかなと思った。
一番分かりやすい例は、「歌を歌う」ということ。
たくさんの発声と呼吸を行っている。
体に活力を与えないわけがないんじゃないかな。