心の赴くまま〜ライフコンパス〜

「今」何を思い、何を考え、何を感じているか。

杖は握るにあらず

まだまだ続く


登山で使う杖は
単なるものではなく
様々な場所で支えになるもの
だから、単なるものではない


なので、握るものではなく


触れるもの


親指と人差し指で作った輪っかで
杖をもつ。あとは添えるだけ
支える時は自然と力が入るから
何も問題ない。ちょうどいいぐらい
力みがあるはず。支えるには十分ってことだ


軽く持ってるか
荷物でもないし
なかなか良い
そっと側にいるパートナー的な感じ


だから、握るものではない
と思っている。握ってる方が
かえって体に力が入ってしんどい


つい握りたくなる、それはなんだろうか?
何を握りしめているのか?


それをぱっと手放せたら
結構楽だ。


ここまで書いていて、剣道してた時を
思い出した。竹刀をもつ手の力を抜け
と。打つ時に手首をしめる。ぐっと力を
込める。他は触れるぐらい。


その時の感覚かなぁ。当時はできてるか
分からんぐらいにやろうとがんばってた。
力を抜いたら、竹刀が飛んでいくんじゃないかな
とか、どことなく怖かったりしてた。
力を抜いた時に起こる事を想像して
怖がってる。抜いてみたら意外に怖くない
まだ見ぬ世界を怖がっているのと一緒だ。


そんな感じ