心の赴くまま〜ライフコンパス〜

「今」何を思い、何を考え、何を感じているか。

振り返りをした時につい自分を責めてしまう。それを防ぐには過去の自分から距離をおく。

振り返りをすると、できなかった事の数を
数え出してすごい大変な事になる。

おまけにできなかった事のみを考えて、
そんな自分を責めるという事も多々ある。


折角、振り返っているのに自分を責める為の
材料を集めているのはもったいない。


できなかった事を拾い集めるだけでなく、
できた事も拾い集める必要がある。
そうでないとバランスがとれないから。


しんどい出来事のみを拾い集めていたら、
しんどい年だったなと思うだろうし、

楽しい出来事のみを拾い集めていたら、
楽しい年だったなと思うんじゃないかな。

さて、本当にしんどい事ばっかりだったのだろうか。
本当に楽しい事ばかりだったのだろうか。


たぶん、両方あったはずなんだよね。


偏り具合はあっても、ゼロということはないはず。
なぜ、しんどい事を思い出す必要があるのかというと、
自身の成長に繋がる。もしくは、課題だったりするから。
前に進めためには必要な材料なんだよね。
そいう意味で思い出す必要がある。


良いも悪いも振り返る。


それが良い振り返り方じゃいなかな。と僕は考えている。


それじゃどうしたら、そんな振り返りができるのだろう。


それには、3ステップある。

1。過去の出来事・考えていた事・感情と行動を良い事も悪い事も列挙する。
2。今の自分がそれを見て、どう感じるのかを書き出す。
3。今の自分が感じた事を改めて見た時、明日の自分はどんな行動をとりたいだろうか。

このステップを踏む事で過去を思い出すに留まらず
過去の自分から距離を置いて考える事ができる。

ステップ2は、過去の行動パターンなどを分析するというものでもいい。PDCAでもいい。
何か他の型を使うのも一つ。要は、過去の自分から距離を置ければいい。


補足として、ステップ1のとき自分を責めるような事がでてくると思うけど、
それを書き出したら、こう自分に問いかけてほしい。
「今、書いている事は本当に当時思っていた事なのだろうか?」と。


もし当時思っていた事なら問題ない。
でも、そうでないなら一旦書くのをやめたほうがいい。


たぶん延々と書いてしまうから。この区切りをつけるのはとても大事だ。


年末ということもあって、時期的にはちょうどいいかもしれない。
ぜひやってほしいワークだ。