心の赴くまま〜ライフコンパス〜

「今」何を思い、何を考え、何を感じているか。

【書評】「未処理の感情に気付けば、問題の8割は解消する」〜人生に悩みを解決するヒントが詰まっている〜

僕が「頑張る」事が当たり前になっている事に気付き、
「頑張らない」事にチャレンジするきっかけになった
思考法が本になった。


それがこれ。

未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する

未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する


一言で表すならば、
「自分の人生を生きたいなら読むべし」

に尽きる。


今抱える悩みや問題を解決するには、どうすればいいのか?
この先の仕事・人生をさらに豊かにするには、どうすればいいのか?


そのヒントが盛りだくさんな一冊。
言葉一つ一つに思いが詰まっているように感じる。


中でもここの一文が響いた。

精神性の成熟は、学びを人生に活かす力を得て、
初めて促されます。それこそが、自分の心や感情を
自分で適切に取り扱う力なのです。
だからこそ、最初の一歩となる「気付く力」は大切です。
by未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する


なんだろうな。引かなきゃいかない衝動に駆られて
思わず引いた一文。

「気付く」という事がなければ・・・
京都の裏道を歩けば情緒溢れる場所があるが、
適当にぶらぶら歩いてたら、それに気付く事はない。

気付く力があるから、
知る事ができ、考える事ができ、悩む事ができ、
想像する事ができ、行動する事ができるんじゃないかな。

一文とはあまり関係ないものを書いてしまったが、
僕は「気付く」事はそいう事だと思ってるし、
それぐらいに「些細で小さなサイン」だと思ってる。

それを無視しない。という事は湧いてくる
「感情」を無視しないのと一緒じゃなかろうか。

っとこの一文から思う事。


本書は、語り口調で読みやすく大事なところは図が
書かれているのでわかりやすいし、とっても実戦的で
無理のない範囲でワークが行えるのが特長的。


年齢問わずオススメの本。


最後に少しだけ僕の体験をば。

僕は、基本的に「できる」「できない」関係なく
「がんばろう」とする傾向にある。
それが当たり前だったこと。

ということに気づくきっかけになったのが
コーピング思考での講座だ。

この講座がきっかけで、
「頑張らない」もありなんだって気付いてから
肩の力が抜けて、なんとも軽やかな気分になった。


その後、次の課題・次の気付きと連なる事になる。


そのお陰で随分軽やかになり、
周りの人から、雰囲気がよくなった。若くなった。
思ってたより男性っぽいなどの事を言われる事が増えた。


その度に僕は、「ヨシ!」と思っているのだがwww


自分と向き合うとは、こいうこと。
自分を深く見つめるとは、こいうこと。
という事を深く学ばせてもらった。


今も継続して見つめている。
今は、「呼吸」という入り口をきっかけに
「自分」を捉えやすくして「自身の心」と
向き合う日々かな。無論、毎日ではないが。