心の赴くまま〜ライフコンパス〜

「今」何を思い、何を考え、何を感じているか。

【読了】手と脳。手を〇〇に使おう!

更新138日目!

 

 

今日は、この本を紹介します。

 

手と脳 増補新装版

手と脳 増補新装版

 

 

この本。珍しく引用文献がきっちり書かれています。

とっても珍しいです。僕が読んできた本の中では

トップクラスにきっちりしています。

まぁ僕の読む本でここまで専門性が高い本は、

ごく微々たるものですから、トップクラスといっても

対した事はありませんが。

 

さて。

 

僕が読んで感じた事を書きます。

なので、真偽は実際に読んで確かめてくださいね。

 

どんな事が書かれているのか?ですが。

 

一言で言うならば、

 

「手を使う・体を動かすとは、電気信号の流れを良くする事である」

 

なぜかというと、

【手】には、膨大な感覚器官が存在するようです。

体感として感じる事以外にもたくさんのことをセンサーがキャッチ

しているようです。そんな仕組みが内包されている【手】が

キャッチした情報を脳は処理しなければいけません。

 

必然的に膨大な情報を脳は、処理している事になります。

 

そのとき脳内では、多くの箇所に情報を伝達させて

必要な場所に必要な処理をさせています。

その結果として、【動き】が実現されます。

 

つまり、手から神経を通って脳に情報が行き、脳内で情報処理され、

また神経を通って手にフィードバックされ、【動き】が実現される。

このとき、情報は電気信号として流れていくとの事。

 

そんな仕組みになっています。

 

なので、常に手から脳に、脳から手に電気信号は流れているという

事になりますね。

 

この流れが良いと、うまく動く。

流れが悪いと、うまく動かせない。

 

なぜ、動かないか?というと、電気信号が流れる道が

出来ていないのでうまく動かない。

でも、繰り返せば、道はできていくので、うまく動かせる様に

なるようです。

 

これは、手で作業する事と同様で、最初は道具がうまく

使えないけど繰り返し使っていくと、段々うまくなっていく。

ということの仕組みにあたるそうです。

 

つまり、手を使う事は、脳内の電気信号が通る道をたくさん

作る事になるんだなと僕は理解しました。

同時にそれは、体を動かすのも同様のようです。

 

また、著書には、何か問題解決をする・目的を達成する上で

創造する事は欠かせないとあります。

 

ここでの創造とは、新しい考えやものを生み出すということ。

その時に、手を使う事で、思考だけではキャッチできなかった

情報を手から得られる。それが創造を促進する。とありました。

 

これは、猿が細い木の枝を使って食べたい虫を取り出すという

例で説明されていました。

 

ということは、【手】を使うとは、運動を学習する・創造を促進させる。

事に繋がると言えますね。

 

脳の仕組みから言えば、最初は出来ないのは当たり前。

だって、そんなパターン知らないもん!

でも、繰り返せば、そのパターンは作るから、

徐々にできるようになっていくよ!

 

それには、手を使う事がとっても大事!

 

と言えそうです。

 

最後に引用をして終わります。

「手を創造的に使おう」